Interview先輩社員の声

製造 S.K

Profile

  • 尾池アドバンストフィルム株式会社
  • 2014年4月入社
  • 京都製造部2課
  • 高校卒業

高校では野球部で3年間活動し卒業後、進路指導の先生に勧められて入社。
製造部で10年間オペレーターとして勤務。
液晶ディスプレイなどに使われているフィルム材料の製造を担当。

先生に勧められて入社しましたが、
雰囲気のいい職場で、入社してよかったなと感じています。

私は、高校の先生に「ここは良い会社だから受けてみないか」と勧められたことがきっかけで応募しました。当時は深く考えずに入社しましたが、実際に働いてみると非常に働きやすい環境で、入社して本当に良かったと感じています。職場の皆さんがとても親切で、飲み会なども定期的に開催されており、チームワークの良い温かい雰囲気の職場です。入社前の職場見学では高校生だったこともあり、具体的なイメージが湧きませんでしたが、実際に働き始めてからその良さを実感しています。

今年で10年目になりますが、本当に居心地の良い職場です。私のようにあまり深く考えずに入社した人でも長く続けられる環境だと思うので、そんなに心配しなくて大丈夫だと思います。

私たちの仕事は、液晶ディスプレイに使用されるフィルム材料の製造です。京都の工場には7台の製造機械が設置されており、各機械を4名のチームで担当しています。製造している製品は、パソコンやスマートフォンの部品の一部になるので、とても需要が高く大量生産が必要な状況です。24時間稼働を維持するため、4人でシフトを組んで三交替制で作業しています。チームメンバー同士でしっかり引き継ぎを行いながら、品質の高い製品を作り続けています。また、製造機械の定期メンテナンスも重要な業務の一つとして取り組んでいます。

新製品の立ち上げの最初はいろいろ困難がありました。
それを乗り越えたときは、とても嬉しく感じます。

今作っている製品は、新製品の立ち上げから携わらせてもらっていて、最初はいろいろな困難がありました。これまで作ったことがない製品でしたので、材料も作り方も一から考える必要があったんです。

特に大変だったのは、高パワーで作る必要があったため機械への熱負荷が大きく、製品になるフィルム自体に穴が開いてしまうトラブルが発生したことです。開発段階で少量作るラボ機では起こらなかった問題が、量産機械だと発生してしまうことがあります。

対策として機械に冷却機能をつけたり、専用の装置を取り付けたりして、製造部門の方々といろいろ考えながら改良を重ねて、今は順調に生産できるようになってきています。新しい製品を作るときは、このような予想外のことがよく起こります。でも、そこで出てきた課題をみんなで一つずつ解決しながら進めていって、最終的に乗り越えられたときの達成感は本当に大きいですね。

ミスなくしっかり機械を動かし、
品質の良い製品をお客様に納めることが私の責務です。

私たちが作っている製品の中には、非常に高価なものもあります。だからこそ、ミスをしないよう常に気を配っています。

現在扱っている機械は、最大2,000メートルもの長尺製品を製造できる設備です。もしミスが起これば「途中で切ってまた使えばいい」というわけにはいかず、製品全体が無駄になってしまいます。
ミスをしてしまうと、自分の部署だけでなく後工程の部署にも迷惑をかけてしまいます。また、前工程で丁寧に作業してくれた成果を台無しにしてしまうことにもなります。そう考えると、ミスなくしっかりと機械を動かし、品質の良い製品をお客様にお届けすることが、私たちの大切な責務だと感じています。

これまでに2種類の製造機械を担当してきましたが、工場にはまだ扱ったことのない機械があります。他の機械も操作できるようになって、より幅広い業務に対応できるスキルを身につけることが今後の目標です。

ある1日の流れ

  • 7:00朝礼、引継ぎ
  • 7:15生産前条件出し
  • 12:00休憩
  • 12:45準備
  • 14:00生産の調整
  • 14:30生産加工スタート
  • 15:00引き継ぎ退社